2012.
01.15
Sun
建築年:大正元年(1912年)
所在地:日光市相生町115(JR日光線)
構 造:木造2階建て
日光駅1
 このJR日光駅は、明治23年(1890年)に開業し、大正元年(1912年)現在の駅舎に改築。
天皇家が田母沢御用邸を訪れる際に、さらに日光東照宮の最寄駅として数多くの観光客に利用されました。
 現在は、東武日光駅が開業し、田母沢御用邸が皇室から離れ、特急の停まらないローカル線になってしまった為に、かつての賑わいは無くなっています。
 しかし、不幸中の幸いで木造の駅舎が残り、鉄道ファンが訪れる名所となって、「関東の駅100選」に選定されています。
日光駅2
 定期的に修繕がなされ、看板もレトロな雰囲気を出す正面玄関。
日光駅4
 2階にある、かつての1等客の待合室。
現在は「ホワイトルーム」として、ギャラリーや会議室に利用可能。(代)050-2016-1600
貸切り以外は、9:30~17:00まで一般公開されております。(不定休)
日光駅6
 当時のシャンデリアを修理し、照明として見事に復活。
日光駅7
 特別公開の入場券を購入し、ホームに入ってしばらく歩くと不思議な水場があります。
高さは50センチもなく、園児用サイズ。後ろの水栓と支柱は新しく、手前の流しは古い物です。
蛇口を見ると、現在は掃除や散水用として使っているようです。
日光駅3
 皇室が利用された旧国鉄駅には貴賓室がありましたが、ほとんどが建替えられたり焼失し、
現役現存なのは原宿駅のみで、JRで現存(現地保存)するのは上野・神戸・門司港・畝傍など。
この日光駅では、夏に特別公開があります。(JR東日本のホームページで告知)
日光駅5
 貴賓室は意外と小さくこじんまりとし、ご家族で落ち着けるようなインテリアとなっています。
ドアには、大正~昭和初期にかけて作られた結霜(けっそう)ガラスが用いられています。
ニカワの乾燥による収縮でガラスに模様をつけたもので、当時流行しました。
※結霜ガラスについてはコチラ⇒【旧藤田謙一別邸
日光駅7
 シーリングメダリオン(天井飾り)。 上:1等客室 下:貴賓室
貴賓室の装飾が意外とシンプルなのは、部屋と照明の大きさに合わせているため。
重いシャンデリアを吊るす為、下地には補強の構造材が入っています。

  【2010年6月 訪問】 

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コメント
お知らせ、ありがとうございます。
素敵なブログですね。
たびたび遊びに来ます。
こくぶん | 2012.01.17 00:14 | 編集
こちらこそ、ありがとうございます。
記録として撮っておいた写真があり、自分だけで持っているのももったいないので公開しました。
こんな建物もあるのだと知っていただき、壊されず末永く残れば、幸いです。v-258
モス | 2012.01.19 11:17 | 編集
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| 2015.02.15 20:39 | 編集
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