2015.
07.04
Sat
建築年 : 大正元年(1912)、 改修あり(1989・2006)
構 造 : 木造2階+地下1階 
設計施工: 不 明
所在地 : 神奈川県 中郡 大磯町 大磯1007
交 通 : JR大磯駅~徒歩1分
TEL :  050-3385-0013
          ※詳しくはコチラ⇒【大磯迎賓館
大磯迎賓館
 2014年10月の「大磯うつわの日」に、結婚式やギャラリーに利用されている大磯迎賓館で、作家達の作品展が開催されました。
この洋館は、現存するツーバイフォー工法の住宅として、日本最古と云われております。 木下建平が、アメリカ帰りの建築家に設計を依頼し、別荘として大正元年(1912年)に完成。 その後、山口勝蔵の所有となったとの事。
住宅としての使命を終えた後は、長期に亘り、レストラン「ドゥ ゼアン」として使用された後、2007年からリストランテ「VENTO MARINO(ヴェントマリーノ)」となっていましたが、2010年11月閉店。 住民による保存の声が高まり、2010年に大磯町が土地・建物を取得。 『大磯迎賓館』と命名され、活用事業者を2012年4月に募集しました。 その用途は、カフェ・レストラン・ウェディング・イベント・カルチャースクール・大磯の歴史建築資料室・撮影・レンタルスタジオに限定。 審査基準としては、①建物の価値を高めるための提案があるか。 ②町民や大磯町への来訪者への公開の措置が提案されているか。④新たな大磯町のランドマークになり得るか…等。 また、応募者が提示する賃料も審査の対象となったようです。
 そして、2012年に現在の事業者(インターナショナル青和)に決定。 契約締結日から平成29年7月31日まで、定期建物賃貸借契約が締結されました。
大磯迎賓館2
玄関脇にある小屋は、現在はトイレになっている。 

大磯迎賓館・建具
左: 小屋の窓には当時のステンドグラスが。   
右: 主屋の裏口は、別棟のレストランへと繋がる。
大磯迎賓館・灯篭
裏庭にある灯篭と井戸。 以前は日本庭園があったのだろうか?
灯篭の火袋には、鈴?と力士?の彫りがある。
大磯迎賓館4
裏口の階段

大磯迎賓館1F1
1階北側の部屋 (現:レセプションルーム)

大磯迎賓館・室内
西側の部屋    (左: 1階、 右: 2階)

大磯迎賓館・廊下
左: 1階の廊下                   右: 2階の廊下

大磯迎賓館・階段
左: 2階への階段            右: 屋根裏(非公開)への階段

大磯迎賓館2F2
2階北側の部屋

大磯迎賓館2F1
2階南側の部屋 (現:VIPルーム)

大磯迎賓館・サンルーム
2階サンルーム (現:ラウンジ)
大磯迎賓館・サンルームガラス
サンルームのステンドグラス。
色ガラスの華やかさはないものの、ガラスの気泡を間近でじっくりと見たくなる。
大磯迎賓館・天井
照明は変更されているが、天井の装飾や換気口は当時の物が残る。
大磯迎賓館3

 この建物の施主・木下建平については、詳細は不明。
2人目の所有者・山口勝蔵は、明治17年に東京の銀座で山口勝蔵商店として、工作機械・工具の販売を開始し、一時は自動車の輸入も行っていたようです。 日本自動車博物館に所蔵されている、フランス製ベルリエVE型(1922/大正11年)は山口勝蔵が自宅に保管していた車で、皇族や名士に貸し出していたとの事。 現在の会社は、クレーン機械メーカー・山勝工業㈱として銀座に本社を置いています。

【参考文献】
大磯町 HP
山勝工業㈱ HP

【2014年10月 訪問】

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