2016.
12.04
Sun
 祭りの合間に大津を一回りしようと、いつもの様に貸自転車を借りる事にしました。 
注意点としては、➀JR大津駅前レンタカー店は自転車の台数が少なく出払ってしまう場合あり ➁琵琶湖へ向けて緩やかな下り坂になっているため帰路がきつい、という事でしょうか。 自転車は町中を巡るには最適ですし、さらに旧琵琶湖ホテルまで足を延ばしてみました。
石田家住宅洋館1
石田家住宅洋館(石田歯科医院):大津市中央1-7-33 
昭和12年(1937) 木造2階建て
石田家住宅洋館2
 地元の棟梁・木村政吉が、主屋の和館共々手掛けたと云われる。
昭和10年版の「大津商工人名録(大津商工会議所)」によれば、誤字かもしれないが「木村柾吉・建築請負業・上大門町」となっている。
1階の内部は改装し、現在も歯科医院として使用。
北川家住宅主屋
北川家住宅主屋:大津市京町1-403
 江戸末期の町家の構造を残しつつ、明治・大正・昭和と増改築を重ねている現役の住宅。
大津祭りで2階は特等席。 曳山の人形を間近に見られ、厄除チマキもたくさん投げ込まれる。
隣りの家の台は、祭り囃子の人々が曳山に乗り込むための物。
島林書店1
島林書店:大津市中央2-1−1, 昭和初期,木造2階建て
島林書店2
 島林書店は、かつて『南強堂』という屋号で、江戸~明治時代まで店主は代々、出版人『島林専二郎(専次郎)』を名乗り、「滋賀県官民実用便覧(明治25年)」等にその名が出てくる。 また、昭和10年版の大津商工会議所の文献によると、書籍以外に煙草・楽器・食料品も扱っていた。
大津聖マリア教会2
大津聖マリア教会:大津市京町1-2-21,昭和6年(1931),木造一部3階建て
 明治時代から大津で伝道を始め、時代により名称を変えてきた日本聖公会の教会の一つ。
現在の礼拝堂は昭和6年(1931)落成し、1階は幼稚園・2階は礼拝堂に使用されていた。
近年、耐震補強改修・エレベーター新設工事を実施(2012.1.31~2014.11.7)
教会のホームページで工事の様子が詳しく紹介されている。
大津聖マリア教会・ベンチ
外観など改修されているが、建具や窓の装飾、ベンチ等は古い物が残る。
大津聖マリア教会・1F
1階は大津祭りでカフェとして開放されていた 
大津聖マリア教会・建具1
上:玄関ホールのステントグラス       下:1階大広間の欄間
神陵ヨットクラブ艇庫1
旧 三高水上部艇庫:大津市観音寺1丁目,大正元年(1912),煉瓦造+木造
旧琵琶湖ホテルに向けて自転車で延々と走っている時に見つけた古そうな建物。
後に調べてみると、三高・校友会の一つ、水上部の艇庫(ボートの倉庫)と判明。
神陵ヨットクラブ艇庫2
 第三高等学校(通称・三高)は明治時代、日本に8校しかなかった官立の旧制高等学校(ナンバースクール)の一つで京都にあったが、昭和25年に廃校となり、現在この艇庫は三高OBにより設立された神陵ヨットクラブが管理している。 また、三高水上部にいた小口太郎の作詞「琵琶湖周航の歌」の歌碑もこの近くにある。
 論文※1)によると、明治25年に三高の壬辰会(後の嶽水会)水上運動部が発足し、明治33年(1889.10.14)対岸に艇庫が建設され、大正元年(1912.10.27)現在の艇庫が完成して、前の艇庫は京都第一中学校へ譲渡。 近年に補修工事(2002~2003.5)が実施され、柱・梁・クイーンポストトラスの交換、屋根の葺替え、道路側の扉の交換がなされたとの事。
※1)「旧第三高等学校端艇部(現神陵ヨットクラブ)艇庫について」 宮本慎宏,石田潤一郎,西澤英和
大津公会堂1
旧大津公会堂:大津市浜大津1-4-1,昭和9年,RC造3階建て+地階
大津公会堂・ホール
 大津公会堂→大津公民館(1947~)→大津市社会教育会館(1985~)と、時代により名称を変えてきた。
近年、耐震補強工事(2009.3~2010.4)が行われ、エレベーター新設、空調・照明設備も交換されており、館内にはレストランも入る。 
大津公会堂・内部
上:階段の手摺は人研ぎ           下:竣工記念の扁額
大津公会堂3

【2015年10月 訪問】

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