2017.
03.23
Thu
所在地:福島県会津若松市花春町8-1
公 開:8:30~17:00(入園は16:30迄)無休、有料
交 通:会津若松駅~まちなか周遊バス「御薬園入口」or「御薬園」バス停~徒歩約3分
電 話:0242-27-2472
  ※詳しくはコチラ⇒【御薬園】
重陽閣2
重陽閣:昭和3年(1928)竣工、昭和48年(1973)移築
元は東山温泉の新滝別館であった建物で、妃殿下が婚儀の前に家族と宿泊している。 誕生日が重陽の節句であった事から、秩父宮勢津子妃殿下が命名された。
施錠されていたが管理所に申し込むと鍵が開けられ、ボランティアガイドさんが案内して下さった。 この訪問後、屋根瓦補修工事が実施されたとの事。
重要閣3
玄関
重陽閣・懸魚
破風の懸魚(玄関屋根)
重陽閣・展示室
1F展示室:秩父宮勢津子妃殿下に関する資料を展示
婚儀(1928/9/28)に先立ち、昭和3年7月に会津を訪問し、藩祖・保科正之を祭る土津神社と松平家墓前に奉告している。
重陽閣・1階座敷
1F座敷
重陽閣・1階
左:照明も一部古い物が残る         
右:配膳室の子扉は、給仕以外の者を入れずに料理だけを受け渡せる
重陽閣・便所1
1F便所
重陽閣・便所2
1F便所の手洗い器と個室:タイルや衛生設備は移築の際に替えたようだ
重陽閣・便所欄間
便所個室の飾り屋根と欄間
重陽閣・便所天井
便所の天井
重陽閣・階段
階段の曲線がスゴイ
重陽閣・2階広縁
2階広縁と天井
重陽閣・2階広間
2階大広間
重陽閣・2階建具
建具
重陽閣・2階次の間
2階次の間
新滝別館・古写真
今回は偶然にも新滝(現:くつろぎ宿)に宿泊し、ロビーに展示されていた絵葉書を撮影
新滝別館
当時の新滝別館は3階建てであった事が解る
新滝・風呂
藩公の湯と云われる、湯舟から自噴する新滝の掛け流し温泉。 この温泉目当てで今回この宿を選んだ。
 ※詳しくはこちら⇒【新滝
 

 勢津子妃殿下は松平恒雄の長女・節子として育ちましたが、皇太后と同じ名前であった事から婚儀前に『勢津子』へ改名しています。
伊勢の勢と会津の津から取ったもので、幾つかの候補から皇太后が選んだ名前との事。
勢津子妃殿下は後年この様に著書に書いています。 ~皇室に上がることでこれほどまでに会津の人々が喜ぶのであれば、どのような苦労があっても耐えて、皇太后さまのお心にかなうよう努力せねばならぬと決意を新たにいたしたことでした。9月17日には、節子の名を勢津子と改めております。皇太后さまのお名前が「節子」であらせられますので、畏れ多いということで改名することになりました~
京都守護職として天皇の信頼を得ていた松平容保。 その孫であった松平節子が皇室に嫁入りした事で、賊軍のレッテルを貼られ肩身の狭い思いをしていた会津の人々が救われました。
 
※御薬園のその他の建物についてはコチラ⇒【御薬園①

【参考文献】
「銀のボンボニエール」秩父宮勢津子 著 1991 主婦の友社

【2015年5月 訪問】


~新滝・くつろぎ宿からの情報です~

旧新滝別館は昭和3年の建築です。
松平勢津子様のご成婚が決まり、結婚報告で会津への来訪が決まってから突貫工事で作られたと聞いております。
当時は3階建てでしたが、川沿いの斜面に建てられており、1階部分の移築は難しかったようです。
新滝は元々会津松平家の別荘だった場所で明治22年に旧経営者が譲り受けて旅館を開業いたしました。
その縁から新滝へのご宿泊となったようです。 建築業者などは不明です。

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