2012.
06.10
Sun
建築年:文政(1820年代)など
所在地:〒950-1261 新潟県新潟市南区味方216  TEL:025-372-3006
構 造:木造、一部2階を増築 (国指定重要文化財)
棟 梁:小黒 杢右衛門
開 館:9:00~17:00(入館は16:10まで)  入館料:大人500円
休 館:月曜日・祝日の翌日(土曜日が祝日の場合は火曜日)・年末年始    
交 通:JR新潟駅~バス50分 「笹川邸入口前」バス停~徒歩3分

旧笹川邸
 初代は武田 治右衛門 源義勝と云われ、川中島合戦の後、信州笹川村を経て、この地に移り住み、改姓したと云われております。慶安2年(1649)に、味方組八ヶ村8千石を統括する大庄屋に任命され、年貢の徴収・藩からの伝令・治安・裁判を行使。新田開発・治水事業も手掛け、明治維新まで代々この地を治めてきました。
 その為、郷士として表門・式台のある屋敷も許され、格式を持つ事が出来ました。
主屋は役宅として、会合・帳簿作成の仕事の場であり、さらに賓客の接待用として上段の間を設けました。
 そして、式台はその賓客の為の玄関であり、当主以外は使うことが許されず、家族や村民は土間からの出入りとなります。
旧笹川邸 上段の間
上段の間の欄間にはヘチマが! とても大胆なデザイン。
旧笹川邸 三の間
三の間の床の間と襖紙の模様が、これまた大胆!
旧笹川邸 廊下
雨戸が独立し、雪囲いの様になっている。 藁沓を脱がずに奥にいる家人と話す事も可能。
旧笹川邸 湯殿
体を洗うだけで上半身は湯に浸からない、浴室の古い形式。 中央の穴に向けて水が流れる。
旧笹川邸 浴室
こちらは進化した浴室。明治~大正以降とおもわれる。
旧笹川邸 水屋
戸袋の一部を利用した水屋は、大正時代の改修時に造作。 左:1階、右:2階。
旧笹川邸 2階増築
居室部の2階は、大正元年(1912)に増築。 戸袋の水屋が見える。
旧笹川邸 蔵
年貢米・自家用米・家財など用途別に納めた蔵が連立する。

 この笹川家は火災に遭っており、表門(天正年間)等を残し文政2年に主屋が全焼。
再建した主屋の居室部は文政4年(1821)、表座敷と台所は文政9年(1826)に上棟。
 棟梁の小黒 杢右衛門(おそらく5代目とおもわれる)は新潟の村松の出身で、五泉市にある住吉神社の拝殿(1838)などを手掛けた宮大工です。
 その後、この建物が昭和24年に国の重要美術品に認定された後、昭和40年代まで笹川家の住まいでしたが、昭和45年(1970)に新潟市の所有となってから、一般公開されております。
 笹川家の住まいだった時代に、柳宗悦・濱田庄司と共に訪れた陶芸家バーナード・リーチが、「これまでに見たうちで最も魅力ある邸宅の一つ」と、手記に書いているそうです。
※詳しくはコチラ→【旧 笹川家住宅

【2011年9月 撮影】
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建築年:文政(1820年代)など所在地:〒950-1261 新潟県新潟市南区味方216  TEL:025-372-3006構 造:木造、一部2階を増築 (国指定重要文化財)棟 梁:小黒 杢右
まとめtyaiました【旧 笹川家住宅(新潟・味方)】 | まとめwoネタ速neo | 2012.06.11 18:44
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