2011.
11.21
Mon
建築年: 昭和20~30年代
所在地: 小田原市本町2-12-6(旧・宮小路)
構 造: 木造2階建て
清風楼
 この建物がある宮小路は、小田原の花町として栄えておりましたが、昭和20年の終戦日(1945/8/15)に焼夷弾【戦災図はコチラ】が落ちてしまい、この清風楼も全焼してしまいました。
 文久2年創業の清風楼は、数多くの文化人が訪れ、食事やお酒を飲み、芸妓の芸を楽しむ料亭でした。 小津安二郎監督もよく訪れ、この店で逢瀬を重ねたと日記に記してあるそうです。
 小津監督は一生独身を通し、芸者・栄との恋歌 「小田原は灯りそめをり夕心 明けそめし鐘かぞへつつ二人かな」を詠みました。 まるで映画に出てくるようなお話ではないでしょうか。
 このお部屋を予約し、映画の思い出と共に料理を味わうというのも乙なものです。
※現在は、表通りに食堂があり、脇道を入ると割烹料亭の玄関があります。
くわしくはコチラ⇒【清風楼

清風楼1
 現在は、椅子とテーブルが置かれ、若者やお年寄りも楽に食事ができるようになっている。

清風楼3
 着物の布地が張られた小さな襖戸。店の者と顔を合わせずに、やり取りができた。
ノコギリ刃状の巾木は、部材の転用か。とても洒落ていて珍しい。

清風楼2
 2階にあるこの部屋の入口は凝った造り。 欄間の忍び返しがおもしろい。

【2011年10月 探訪】

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