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2018.
06.24
Sun
旧小林新古美術店1
 ベルギー大使館別荘の特別公開(2018.6.25迄)から帰る途中でバスを降り、真光教会に立ち寄りつつ徒歩で日光駅に向かうと、個展の看板が。 その奥に屋敷があったので立ち寄ってみる事にしました。
其れは立派な建物で、広い階段や大広間がある、まるで寺社や藩邸の客殿の様な造りでした。
1~2階が個展会場となっており、訪問時には香川大介氏がその場で作品を描いていました。
自然茶寮 廻のご主人によると、この建物はかつて骨董店であったもので暫く使われておらず、所有者の厚意により今回初めて公開されたとの事。
通りに面した旧骨董店の店舗には「S.KOBAYASHI ART TRADING CO.,LTD」の看板が掲げられ、多くの外国人が訪れた事を物語っており、大きな掛け軸や屏風もこの客殿なら展示できたのでしょう。
2018年6月30日(土)まで公開されていますので、日光観光に併せて訪問してみてはいかがでしょうか。
旧小林新古美術店・玄関
玄 関
旧小林新古美術店・1F
1F大広間:壁は塗り直され、床などは改修されているもよう
旧小林新古美術店・1F天井
見事な杢目の天井
旧小林新古美術店・1F照明
1F大広間の照明
旧小林新古美術店・階段
欅材の階段
旧小林新古美術店・2F3
2F広縁:ガラスの猫間障子が嵌る
旧小林新古美術店・2F天井画
2F大広間の飛龍天井画
真っ暗の中、懐中電灯で個展作品を観るので部屋の写真はないが、床の間付きの座敷と次の間があり、その天井に大きな墨絵が張られていた。
寺の天井画の下絵だろうか? 『自然茶寮 廻』の天井にも日本画が張られおり、喫茶や食事をしつつ眺める事が出来る。
※カフェについてはコチラ⇒『自然茶寮 廻
旧小林新古美術店・2F1
2F小部屋(散らばる紙は展示作品)
旧小林新古美術店・2F2
2F小部屋:違い棚の上品な引手金物
旧小林新古美術店・釘隠し
2F小部屋の釘隠し
香川大介展「揚回路」
ライブペイント中の香川大介氏:細密画は墨汁で描かれており、2Fの龍と共に新旧の墨絵を楽しめる。
氏は日光市内にある古民家を自分でリフォームし、『香川大介美術館/吉見屋』を開設している。
※詳しくはコチラ⇒『HP
旧小林新古美術店2

(キリフリ谷の芸術参加プログラム)香川大介展「揚回路」×上村活史グラスダイアログ展
会期:2018年6/1(金)~6/30(土),休館-火曜日,¥200-
会場:『自然茶寮 廻』の裏手にある客殿
主催:吉見屋 TEL)0288-87-4032
住所:栃木県日光市中鉢石町909-1
アクセス:日光駅~1.5㎞(金谷ホテル/市役所の近く)
 ※日光へはJR新幹線・宇都宮で乗り換えるか、東武鉄道の特急が早いです

【2018年6月 訪問】



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2018.
06.03
Sun
 盛岡監獄の大火以降、明治中期~昭和初期にかけて多くの建物が造られました。
盛岡に残る、その時代の建物を幾つかご紹介します。
ライト写真館1
ライト写真館(中央通1-6-16) 建築年:昭和期、 混合造2階建て
ライト写真館2
昭和27年の商工録には「ライト写真館・唐 健吾」となっている。
兄の唐 武治は明治から写真師として活躍しており、大正2年の「岩手県商工人名録」には所在地が日影門外小路(現在地付近)となっていて、健吾も一緒に働いていたようである。
ライト写真館3
左:ステンドグラス          右:玄 関



佐藤写真館1
佐藤写真館(中央通1-13-60) 建築年:昭和初期、 木造2階建て 
佐藤写真館3
ライト写真館の斜め前にある現役の写真館で大正時代に創業



唐たけし写場
唐たけし写場(中ノ橋通1-5-2) 建築年:昭和24年
京都で修業した唐 武は父・武治の写真館を受け継ぎ、叔父・健吾と一緒に営業していたようだ。
二人の所在地は昭和2年「盛岡市統計調査課 商工録」で日影門外小路となっている。
昭和10年に唐 武は現在地に開店するが、この建物は戦後に建てたものであり、廃業後は改装されて飲食店などが使用している。
ちなみに昭和27年の商工録には「東北写真館・唐 武(呉服町)」の記載あり。



開運橋通2丁目事務所1
旧 事務所・住居(開運橋通2-7) 建築年:昭和初期、 木造2階建て
岩手塩元売㈱/東北砂糖㈱の所有か、現在は使用されていない。
開運橋通2丁目事務所2



八幡町番屋
八幡町番屋(八幡町1−17)
明治27年(1894)頃に建造された『い組』の番屋であったが、残念ながら解体されて望楼のみが残された。



みちのくのあかね会
みちのくあかね会 工房(名須川町4-30) 建築年:大正~昭和期、 木造
三ツ石神社の近くにある学校の様な建物は、盛岡市民病院の一部を移築したもの。
戦争未亡人・引揚者の仕事を増やすため、昭和33年「盛岡婦人共同作業所」が発足し、昭和37年「㈱みちのくあかね会」設立、手織りのホームスパンを制作している。 歴代社長の中には遠山美知(⇒旧石井県令邸)もいる。
みちのくあかね会:見学可,10~17時(12~13時 昼休み),土休日・お盆・年末年始は休み, TEL:019-622-2648

【2017年6月 訪問】


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