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2018.
10.21
Sun
 今年も文化の日が近づいてきました。 
以前、『美珍麗・探訪』にて紹介した建物も特別公開されます。
下記の建物は事前申込み不要ですが、人数制限もあり得るので、時間の余裕をもって行動しましょう。
1日限定公開の文化財もありますので、詳しくは各自治体のホームページをご覧ください。

【見学には】
①室内に上がる際は足の汗で建物を汚さないよう靴下を履く(靴下に穴が開いてないかチェック)
②木造の2階はなるべく、そーっと歩く
②脱水症にならないよう外での水分補給(建物内は飲食禁止あり)
③触ったり、走り回る子供がいる場合は手を繋いで見学する
④公共交通機関で移動する(1日乗車券もお勧め)

【東京文化財ウィーク2018】 詳しくはコチラ⇒【東京都生涯学習情報HP
赤レンガ酒造工場4
◆旧醸造試験所第一工場 ⇒【訪問記
日 時:2018/10/30(火)~11/2(金)10:00~15:00 
所在地:東京都北区滝野川2-6-30
アクセス:JR/東京メトロ「王子」駅 or 都バス/都電「飛鳥山」~徒歩約10分
近くの文化施設:飛鳥山に晩香廬・青淵文庫(渋沢史料館)が、坂道を上がってしばらく歩くと旧古河庭園があります。


旧前田侯爵邸・壁泉
旧前田家本邸.特別ガイド ⇒【訪問記:洋館和館
日 時:2018/10/27(土)…受付13:00~14:30、
    10/28(日)~11/4(日)…受付10:00~11:30/13:00~14:30
所在地:東京都 目黒区 駒場4-3-55 駒場公園内
アクセス:京王電鉄「駒場東大前」駅~徒歩約10分
近くの文化施設:日本民藝館


【いたばし文化財ふれあいウイーク2018】 詳しくはコチラ⇒【板橋区HP
安養院
◆安養院 ⇒【訪問記:庫裡仏像
公 開:庫裡(旧松平基則邸)・紅頗梨色阿彌陀如来坐像・釈迦四面像
日 時:2018/11/2(金)~11/4(日),11/9(金)~11/11(日) 10:00~16:00  ※11/4は庫裡のみ公開
所在地:東京都板橋区東新町2-30-23
アクセス:小茂根三丁目バス停~徒歩約3分 or 東武鉄道.上板橋駅~徒歩約15分


【足利の文化財一斉公開2018】 詳しくはコチラ⇒【足利市HP
日時:2018/11/24(土)~11/25(日) 9:30~16:00
トチセン・サラン工場
◆旧足利織物(トチセン)工場 ⇒【訪問記
所在地:栃木県足利市福居町1143
アクセス:東武鉄道「福居駅」前
※旧足利織物(トチセン)工場・緑町配水場今福浄水場は11/25のみ公開

有意義な良い旅となりますように…


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2018.
10.14
Sun
所在地:長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉217
開 園:9時~17時(12~1月は10時~16時) 
見 学:有 料(軽井沢高原文庫との共通券有り)
アクセス:軽井沢町内循環バスor 西武バス「塩沢湖」バス停近く
TEL:0267-46-6161
  ※詳しくはコチラ⇒【軽井沢タリアセン
睡鳩荘
 スケートリンクとして人工的に造られた塩沢湖。 その湖畔に昭和46年(1971)塩沢遊園として開園。
平成8年『軽井沢タリアセン』と改称され、遊戯施設やバラ園の他、軽井沢の古い建物が移築されています。
睡鳩荘2
『睡鳩荘』(朝吹山荘)
建築年:昭和6年(1931), 設計:ヴォーリズ建築事務所
 実業家・朝吹常吉の別荘として愛宕山下の矢ヶ崎川近くに建てられたもので、長女・朝吹登水子の遺志を受けて移築し2008年から公開。
この家を建てる前に使っていた宣教師の別荘は2階建ての赤い家で、急な階段に手摺代わりの太いロープが張ってあったとの事。
そして隣地の別荘を入手し、睡鳩の掛け軸を益田孝に譲った代金でこの別荘を新築している。
ちなみに朝吹常吉の妻・磯子は、長岡外史の長女でとても美人なテニス選手であった。
睡鳩荘・サロン
1Fサロン(2Fは撮影禁止)
睡鳩荘・照明
照明(左は徳川喜和子からのプレゼント)
睡鳩荘3
後にバルコニーは1Fサロンに光が入るよう屋根を半分にして改造されたという


◆旧 レーモンド別荘『夏の家
建築年:昭和8年(1933), 設計:レーモンド建築設計事務所
夏の家1
 アントニン・レーモンドが軽井沢に建てたアトリエ兼別荘を移築したもの。
栗の柱・唐松の梁・地元の杉に、当時はコンクリート骨材に地元の火山岩が使われ、屋根は草葺きとし、窓にスダレを掛けていた。
現在はペイネ美術館となっており、室内の撮影は出来ない。
夏の家2
 アントニン・レーモンド(Antonin Raymond:1888-1976)はクラドノで生まれ、大学で建築を学び、アメリカに渡る。
F.L.ライト(Frank Lloyd Wright)の下で帝国ホテルの詳細図やパースを担当し、大正8年(1919)来日。
その後、独立して目黒の日本家屋で暮らし始めると、レーモンドは日本の歴史や文化を研究し、日本の風土に合った設計を心掛けるようになった。
デザイナーであった妻ノエミも、三田 平凡寺に師事するほど日本の暮らしを気に入ったようだ。
 戦争のため昭和12年(1937)夫妻が日本を去る時、霊南坂の自邸は葉山へ移築され、この夏の家は翌年に売却されている。
終戦後、日本の悲惨な状況を知ったレーモンドはマッカーサーに手紙を書き、再び来日して活動を再開。
かつての図面は所員が葉山へ避難させたため無事であったという。
主な作品としては、星製薬商業学校・軽井沢聖ポール教会・聖アンセルモ目黒教会藤澤カントリー倶楽部ハウスなど。


旧軽井沢郵便局舎(明治四十四年館)
建築年:明治44年(1911)
旧軽井沢郵便局
明治44年(1911.7.11)2等局へ昇格した頃に建設されたようだ。
平成6年に解体して現在地に移築した際に、外壁は建設当初の色に戻している。
旧軽井沢郵便局・内部1
1Fはレストラン、2Fは深沢紅子 野の花美術館(2Fは撮影禁止)
旧軽井沢郵便局・内部2
『レストランソネット』 9時~17時、無休(12~2月は不定休)、TEL:0267-45-3662
レストランソネット
信州産野菜が使われた高級感あるパスタランチ
J&C Fischer Piano1
自動演奏ピアノ(アンピコプレイヤー):アメリカのJ&C Fischer製
 軽井沢高原文庫でお見掛けした職員の方が来られ、両施設は㈲塩沢遊園が運営しているとの事で、ピアノを拝見させて頂く。
このピアノはアメリカの邸宅にあったもので、ピアノロール約1500本も入手したとの事。
過去にピアニストによるコンサートが行われ、古いピアノロールで自動演奏も試みたが上手くいかなかったそうだ。
気になるこのピアノについて少々調べてみた。
J&C Fischer Piano2
 J&C Fischer社は、ナポリからアメリカに渡ったジョンとチャールズ兄弟が、ウィリアム・ナンズと仕事を始め、Nunns&Fischerを設立したメーカーで、フィッシャー家は祖父の時代からウイーンでピアノ職人をしていたという。
ナンズは1840年に引退したため、J&C Fischerへ社名変更。 アメリカで数多くのピアノを製造したが、度重なる買収により現在はブランド名だけが残り、中国で製造されている。
建築家のライト(Frank Lloyd Wright)は牧師の父がピアニストであった事からピアノに詳しく、1928年頃にJ&C Fischer Pianoを置くための部屋を設計したと云われている。
J&C Fischer 1927年カタログ※には、このピアノとよく似たアールデコ調のStyle14『LATIN GRAND』が載っているが、マホガニー材の豪華な物で▽マークが入る。 このピアノは黒い塗装仕上げでマークも違うので、後に発売された機種なのかもしれない。 
※参考カタログ⇒【Antique Piano Shop.HP
J&C Fischer Piano3

【参考文献】
「軽井沢町史」 1936
軽井沢避暑地100年「大正の軽井沢‐朝吹登水子」1987 国書刊行会
「私と日本建築」A.レーモンド 著 1967 鹿島研究所出版会
「自伝アントニン・レーモンド」1970 鹿島研究所出版会

【2017年9月 訪問】
※下線で記載したものは訪問記がありますので、クリックしてご覧ください。


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