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2018.
02.11
Sun
建築年:昭和11年(1936)竣工
構 造:鉄骨鉄筋コンクリート造、3F+塔屋+BF
設 計:大蔵省臨時議院建築局(原案は宮内省内匠寮有志によるコンペ作品)
所在地:東京都千代田区永田町1-7-1

国会議事堂3
国会議事堂では国産の石材・木材が多用され、その装飾として様々な彫刻が施されています。
国会議事堂・装飾3
〔中央塔屋〕 左:壁面(アカンサス?)、 右:頂華/フィニアルfinial 的な箇所(蓋付き甕)
何故か至るところに壺/花瓶/蓋付甕…様々な瓶(へい)の文様が彫刻されており、唐草文様/人工的葉飾りもよく見かける
国会議事堂・装飾1
左:中央玄関上の外壁(瓶)
右:階段塔屋の外壁(アカンサスの蕾?)
国会議事堂・装飾2
中央玄関ホールの階段脇
国会議事堂・装飾9 
中央玄関ホール脇のドア上(瓶と?)
国会議事堂・装飾5
左:中央広間の照明(瓶)
右:中央玄関ホール/広間のドア枠(瓶と鳳凰) 天皇が足を踏み入れる場所には鳳凰の装飾が見られる
御休所ドア上装飾
御休所ドア上装飾(アカンサス・瓶・棕櫚・?)
天皇の控室で、鳳凰は部屋内の壁面に描かれている。 
国会議事堂・装飾6
上:参議院議場の玉座上(鳳凰・菊・桐・唐草)
皇室の紋章の十六八重表菊花紋、日本政府の五七の桐花紋をアレンジ(花びらの枚数が違う)
下:中央玄関のドア(瓶・鳳凰)
国会議事堂・装飾15
参議院議場の貴賓席下(パルメット)
参議院議場・扉
参議院議場のドア(瓶・唐草)
国会議事堂・装飾8
参議院議場の各所(瓶・唐草)
参議院・御傍聴席
参議院議場のバルコニー(盾と剣・農作物と鎌・工具・翼と杖・唐草など)※衆議院も同様
貴族院の旧議場にある士農工商を表す装飾で、華族以外に学者や多額納税者等の貴族議員枠があった。
秘書官室・ドア上装飾
秘書官室ドア上(瓶・唐草)
国会議事堂・装飾12
参議院1Fホール上部(瓶・唐草) ※衆議院も同様
国会議事堂・装飾11
参議院玄関ホール脇のドア上(有翼の獅子・葡萄と穀物?)
国会議事堂・装飾13
空調ガラリ(瓶・花唐草)


 実は国会議事堂の設計者は一人ではありません。 計画段階から担当していた妻木頼黄・武田五一、コンペ優勝者の渡邊福三、実施設計を担当した矢橋賢吉・大熊喜邦・吉武東里など、様々な技師や役人が関っています。
建物は大正9年に着工し、関東大震災で工事が一時中断。 日本の復興と清栄を願い、設計管理者や施工会社の現場監督、一流の職人達の技術で完成しました。

【2017年5月 訪問】
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