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2018.
05.20
Sun
【紺屋町界隈】
紺屋町番屋
紺屋町番屋 (紺屋町4-33)木造2階建て+望楼 
明治24年(1891)盛岡消防よ組番屋として建てられ、大正2年(1913)消防組第四部消防屯所として、大工の石倉久太郎らにより改築されたと云われる。 現在は盛岡市消防団第五分団の詰所。
1階は車庫/用具置場で昭和33年(1958)一部が座敷に改造、2階は畳敷き大広間となっている。
ござ九1
茣蓙九(現・森九商店):盛岡市紺屋町1-31 江戸~明治 複数棟、木造2階建
沢井屋の九兵衛が、茣蓙(ござ)・縄・草鞋・雪靴・畳表などを扱っていた事から「茣蓙屋の九兵衛」と呼ばれ、屋号が「茣蓙九」となる。
現在は籠や雪靴などインターネットでも販売中。 8:30~17:30,㊡日,TEL:019-622-7129 
ござ九2
左:複雑な卯建(うだつ)      右:店内の一部床に見られる煉瓦タイル
中央タクシー
中央タクシー上ノ橋営業所 (盛岡市紺屋町5-20) 建築年:昭和時代
映画に出てきそうな建物で趣がある
東光書店
東光書店 (上ノ橋町1-56) 建築年:大正~昭和初期、木造2階建て
現役の古書/本屋。 外壁は昭和後期にサイディングを重ね貼りして改装したようである
10:00~17:00,㊡火,TEL:019-651-7300

【下ノ橋界隈】
煉瓦倉庫(下ノ橋町)1
煉瓦倉庫 (下ノ橋町2丁目) 建築年:明治末期 混合造
明治45年に池野七太郎により倉庫として登記され、大正初期に協栄銀行支店→昭和5年に富士屋印刷所→その後は東北総業の所有となった。
㈱富士屋印刷所のHPによると明治28年に呉服町に「富士屋藤陽堂」を創業し、大正元年に六日町へ移転、昭和44年に馬場町へ工場移転となっている。 医学会会堂を所有していた富士屋印刷所が、銀行移転後この煉瓦倉庫を買い足したようだ。
施主の池野七太郎は、大正2年の文献には小間物商とあり、木津屋(池野藤兵衛)の分家と考えられるが、大正15年の文献には穀町で化粧品・油類を扱う「木金(屋号)池野金太郎」となっている。
平成2年の調査によると、1F:煉瓦造(1枚半オランダ積+煉瓦タイル)、2F:木造(モルタル/煉瓦タイル)。 内壁は漆喰塗り、1~2F床は板張り、窓は鉄扉付き木製サッシ。 銀行時代の改修か、窓には鉄格子が嵌り、1Fはカウンターで仕切られている。 隣にあった盛岡医学会会堂(1889.木造2F)は既に解体。
船山内科クリニック1
船山内科クリニック (下ノ橋町4-15)  建築年:大正~昭和初期、木造2階建て
下ノ橋町4丁目店舗JPG
旧 店舗 (下ノ橋4丁目)  建築年:昭和時代
同じ設計者か、下記の建物と似た特徴を持つ
店舗(肴町)
店 舗 (肴町9-35) 建築年:昭和時代 

【鍛冶屋町界隈】
木津屋本店(鍛冶屋町)
木津屋本店(南大通2-3-20)  建築年:天保5年(1834年) 土蔵造
木津屋は寛永15年(1638)創業し、現在も事務用品・オフィス家具・OA機器の卸小売業として営業中。
池野家(当主は池野藤兵衛を襲名)本家の店舗兼住居で、蔵なども残る。
旧池野家・蔵(鍛冶屋町)
ちょうど改修中で裏手の様子が見られた。  蔵の腰壁一部は明治~大正頃に修復されたものと思われ、地元の焼きむらがある煉瓦が使用されている。
鎌田薬局1
旧 鎌田薬局 (鍛冶屋町3-35) 建築年:昭和初期 木造2階建て
鎌田薬局2
看板建築で3階の窓はフェイク
IMGP0316.jpg
◆鍛冶屋町ならではの斎坂製作所(鍛冶屋町10-1)
浜藤
◆もりおか町家物語館:鉈屋町10-8
昭和まで酒造りをしていた浜藤の主屋・酒蔵・文庫蔵(江戸末期から明治前期)を展示室・ホール・物産館として改装。
隣りに消防第2分団の詰所が番屋風に再現された.
浜藤1
9~19時,無料,㊡第4火(祝日の場合は翌日)・12/29~1/3, TEL:019-654-2911

【参考文献】
「もりおか物語8」盛岡の歴史を語る会 1978
盛岡市所在古建築物調査報告書3「工藤勝四郎所有れんが造り建造物」久慈次男 著 1995 盛岡市教育委員会
「岩手県商工人名録」1913 盛岡実業協会
「盛岡商工人名録」1926 盛岡商業会議所
「岩手県の近代化遺産」1997 岩手県教育委員会

【2017年6月 訪問】

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