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2019.
03.03
Sun
所在地:宮城県登米市南方町本郷大嶽18番地
拝観:建物内部は通常非公開
TEL:0220-58-3572
  ※詳しくはコチラ⇒【大嶽山 興福寺
興福寺
 旅をする際にいつも利用するJR東日本「えきねっと」(インターネット販売)
その会員数1千万人達成を記念して、2018年に会員限定「お先にトクだ値スペシャル」が発売されました。
管轄の新幹線一部列車が50%引との事ですぐに完売していましたが、運良く7月の「やまびこ号」の切符が取れて宮城へ。
更にJRレンタカーを借りて、以前から気になっていた登米にある六角堂へ行く事にしました。
興福寺・六角堂1
 興福寺に着くと何やら人で賑わっており、受付の誘導のまま書院へ。
その脇には六角堂が建ち、普段公開されていないはずの六角堂内部に人の姿が! 外から見るだけと思って来たので思わず興奮。
どうやら2017年(7.15~7.17)催された大嶽山の秘仏・十一面観音の三十三年一会ご開帳を記念して、2018年は建物のみ2日間だけ公開されたようで、ありがたく拝見させていただきました。
興福寺・書院2
中座敷:檀家や参拝客の休憩処として利用
興福寺・書院3
奥座敷:明治20年以前の建物と云われ、奥座敷・角座敷・納戸・中座敷・二階下・お歯黒部屋という間取りの客殿
興福寺・書院4
奥座敷の違い棚
興福寺・書院6
色ガラスと精巧な欄間細工という、洋と和の競演
模様入りの摺ガラスは、明治35年の高橋是清邸(江戸東京たてもの園)のガラス障子と同じ柄であり、当時流行していたもの。
興福寺・書院8
左:床の間と付け書院                
右:付け書院の裏手にある洋風窓の半円はフェイク
興福寺・書院10
建物裏手にある広縁の雨戸を開けると色ガラスに光が差す(手前に洋風窓)
興福寺・書院7
二階下:屋根裏の2階は物置か
興福寺・書院9
表側の戸袋は立派な造り。 当初は白く塗られていたのだろうか。
興福寺・六角堂2
左:客殿から六角堂への階段            右:和洋折衷のベランダ
外壁や木部などは近年になって修復されている
興福寺・六角堂建具
当初からある鎧戸
興福寺・六角堂3
六角堂:土蔵造り2階建て 何度か改修あり
明治16年起工、明治17年上棟。 観音堂の脇棟梁を務めた鈴木長作が棟梁となり施工した。(脇棟梁は内舘倉之助・金野忠三郎)
観音堂の工事中に本尊を安置していたが、観音堂落成後は持仏堂となり、1階は永代供養堂として使用。
屋根は木羽葺き→本瓦葺き→銅板葺き(大正12年)に改修されている。
1階床は昭和8年にコンクリートに改修され、外壁1階は漆喰→人造石洗出し仕上げになった。
さらに近年になって屋根の銅板葺き替え、木部の交換補修、外壁塗り替えが行われたようだ。
興福寺・六角堂6

興福寺・六角堂7
老夫婦が鶴と太陽を拝んでいる欄間彫刻
興福寺・六角堂4
仏像上の舟底天井は意外とシンプル
興福寺・六角堂5
左:柱に描かれた不思議な模様           右:伊達家の家紋が見える

※興福寺その他の建物についてはコチラ⇒【観音堂

【参考文献】
「宮城県の近代和風建築」宮城県教育委員会 2016

【2018年7月 訪問】
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